キリスト教エッセイ

キリスト教エッセイ

時間、神様が与えてくださったもの

時間は不思議なものだとつくづく思う。同じ1時間でもあっという間に過ぎてしまう時もあれば、待てど暮らせど時間が過ぎない時もある。物理的には両方、同じ1時間なのである。けれど、時間の質というか、何かが異なっているのだ。 さらに加えて時間の不思議...
キリスト教エッセイ

わたしの土の器を空にしますから、恵みの雨を豊かに降り注いでください

ここ最近、祖父母のことで毎日が目まぐるしくて信仰を育てる営みをないがしろにしてしまっていた。 わたしにとって信仰とは何なのか。ここまで信仰と離れて距離を置いていると、本当に自分には信仰があるのかどうかと疑わしくなってくる。一応、というか毎週...
キリスト教エッセイ

苦難の意味-悪の問題についての考察

人間誰しも欲望があり、それは歯止めをかけないと、どこまでも際限なくエスカレートしていき、貪欲に飽くことなく要求し続けることになる。 事あるごとにわたしたちは神に要求する。「お金をもっとくれ」「病気を治せ」「痛みを与えないでくれ」「死にたくな...
キリスト教エッセイ

苦難の効用

苦難。できることなら大きな苦難に襲われることなく、平穏無事に過ごして暮らしたい。誰しもがそう思うのではないだろうか。苦難なんて無い方がいいに決まっていて、いいことなんて何もない。ただ苦しいだけ。そんな風に捉えている人が多いのではないだろうか...
キリスト教エッセイ

神様、マジですか

今週、我が家では急展開があった。ショッキングな出来事があり、しかもダブルで来たのだ。 「神様、マジですか。」 本当にそう思った。その衝撃に押しつぶされそうになったわたしだった。でも、マジなのだ。まるで現実ではないような、そんな現実感さえない...
キリスト教エッセイ

誰もほめてくれなくても神様はすべてわかっていてくださる

わたしは人からほめられるのが好きだ。と言うよりも、その原動力によって生きていると言ってもいいかもしれないくらい、他人の承認や賞賛に依存している。 多くの人が他人からの承認を求めて日夜苦闘していることだろうと思う。他人から「いいね」「すごいね...
キリスト教エッセイ

メリット

「メリットがないのに人は何かをするのでしょうか?」 これは数年前、教会の聖書研究会で発言してひんしゅくを買ったわたしの言葉である。なぜひんしゅくを買ったのか、当時のわたしには理由がよく分からなかった。でも、今となってみると、それとなくではあ...
キリスト教エッセイ

洗礼式を終えて。2018年12月23日、私は洗礼を受けクリスチャンになった。

本日、私は洗礼を受けてクリスチャンになった。その喜びの報告をしたい。 今日の朝を迎えるまでの話。 朝まで熟睡できなかった。夜中に4回くらい目が覚めた。一応、それからその度に寝ることはできたのだが。 昨日は2時間くらい新約聖書のマタイによる福...
キリスト教エッセイ

2018年12月23日(日)のクリスマス礼拝で洗礼を受ける私のために祈ってください。 ―クリスマス礼拝および洗礼式まであと3日。

主イエスは十字架につけられて死なれてからから3日目に復活された、と聖書には書かれている。私は今日、十字架につけられたわけではないが、この3日という同じ時が与えられたことに、どこか親近感を覚える。 洗礼式。一体、私のための洗礼式はどんな感じに...
キリスト教エッセイ

今年のクリスマスに洗礼を受けることになった。―聖書を初めて手に取ったあのときからの苦しかった15年間を振り返って

今年のクリスマスに洗礼を受けることになった。要約するとこの一言で終わってしまうのだが、そこに至るまでの経緯(思い出話)を話すと長くなる。お付き合い願いたい。 私が初めて聖書を読んだのはいつか?それは高校1年のときにさかのぼる。その頃、私はテ...
PAGE TOP