いい男

 ヨガを始めて1ヶ月半になろうかとしている。時が経つのは早いもので、もうそんなに経つのかと妙に感慨深い。この間にわたしに起こった変化、それもいい変化について書いていきたい。ってそのことは以前書いた記事「ヨガ一ヶ月」でもふれたから重複するな。はて、何について書こうか。
 そうそう、あのことについて書こう。最近、スーパーへ買い物に行ったんだ。スーパーの入り口目指して母と一緒に歩いていたら、20代くらいと思しき女性が二人いた。その二人がわたしを思いっきり見てきた。黒いアディダスのジャージにスポーティーな青いTシャツというラフな出で立ちだったわたしだけれど、その二人からのガン見に一瞬戸惑った。でも、その理由がスーパーのガラスに映った自分の姿を見たら納得できた。そこにはスポーティーないい男が立っていたからだ。もうわたしはあと1年かそこらで40代に突入するおじさんだけれど、そこに映っていたのはまさに20代後半くらいにしか見えないイケメンのお兄さんだったのだ。何かわたし、磨きがかかってません?、と自慢するつもりもなければ、自慢したいわけでもないのだけれど、自分の姿を見て満更捨てたもんじゃないなと思ったのだ。
 ヨガにメリットがあるとすれば、体がしなやかになり、美しくなることでもあると思う。鍛え上げられた肩にきれいなデコルテ。ひきしまった腕。ほどよくついた胸の筋肉。端正な背中。そして、まだ改善の余地はあるものの、それでも出過ぎていないお腹回り。さらには、快活で元気そうな生命力が感じられる顔の表情。それらが一体となって、まさにいい男にしているのだ。いい男というか、魅力がある素敵な男性。体を動かして鍛えている人間に特有ないい雰囲気が出始めているのだ。こ、これはフェロモン全開!? そして、モテ期到来? というのは言い過ぎでそこまで魅力的なわけではないけれど、これだけのお兄さん、なかなか街を歩いておりませんよ、って自分で言っちゃうくらいヨガによって外見的な魅力がアップしているようなのだ。
 男女を問わず魅力的な人というのは、肉体的にも精神的にも知的にもブラッシュアップしているものなんだ。自分に磨きをかけているんだ。道具だって最高のパフォーマンスを発揮するには、いつも手入れをすることが必要でしょ。マグロみたいに常に泳いでいる赤身の魚とまでなると、ちょっとやりすぎだけれど、それでも自分をメンテナンスすることは必要なことだ。手入れをしなければ、やっぱり錆び付いてくるし、美しさだって衰えてきてしまうよ。
 と、わたしは何のためにヨガをやっているのだろうか。何のために始めたのだろうか。それは精神的な安定を得るためと、知的な活動に耐えられるような丈夫な身体を手に入れるためなのだ。で、そのおまけとして異性から見て魅力的であったらそれはそれで嬉しいかなという目論見(?)である。
 もしかすると、というか、しなくとも人間という存在は向上したいと思う者のようで、実際ここまでヨガをやってきて、こうしたポジティブな変化が自分に起こってみるととても嬉しいのだ。もちろん、向上しなければ人間は価値がないとか、意味がないなどと言うつもりはない。ただ、わたしはそういう堅苦しい話抜きで純粋に、そして単純に自分に磨きがかけられていくのが嬉しいのである。嬉しい。だからやる。この流れはとてもシンプルで理屈に凝り固まってはいない。嬉しいのだ。とにかく嬉しいのだ。
 このようにポジティブな変化が次々に起こると、さらに磨きをかけたくなってくる。というわけで、DVD付きのピラティスの入門書を買いました。まだ始めて3日というところだけれど、これはこれでまた使えそうな技法だ。わたしは日中座っている時間が長いので、つい姿勢が悪くなりがちだ。だから、姿勢を正していわば矯正するピラティスは役に立つだろうと思う。実際、その美しい姿勢にするためのエクササイズをやってみたら、腰回りが快活になり、快適なことこの上ない。しばらく座っているとまた姿勢が悪くなって、その快活さは失われてしまうものの、こうした気持ちがいい状態になったのはわたしの人生史上初なので、このエクササイズを続けていけたらなって思っているところなのだ。
 ヨガ、朝散歩、そしてピラティス。自分を整えることはすがすがしくて実に気持ちがいい。いい男になろうと狙ったわけではないのに、副産物としていい男にもなりつつあるわたし。これらの体にいい運動を続けて、メンタルもフィジカルも両方安定させて、バリバリ勉強するぞ。そして、毎日を充実させるぞ。でも、キラキラがうまくいかなくなったとしても、「ま、いいんじゃないの」って切迫感を覚えないようにしたい。ヨガも朝散歩もピラティスもいわば人生のオプション。これから先、調子が悪くてこれらができない日もあることだろう。でも、ぼちぼちやっていきたい。いい日も悪い日も、焦らず腐らずやることをやっていきたい。ぼちぼちと牛歩で一歩一歩、着実に。
 わたしの人生、ヨガを始めてさらに輝きを増してきた。この灯を消さないように大切に大切にしていきたい。いい男に近付きつつある星の挑戦は続くのであった。つづく。

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