自分を動物にたとえるなら、やっぱり猫かな。それであなたは犬。そんでもって、彼はうさぎみたいな感じ。などと自分や周りの人たちがどの動物に近いかなどと考える。よくある遊び(?)というか、話題というか、ともかくその人の性格や気性や雰囲気などから、この動物に似てない?、とたとえてみる。
とまぁ、そんな調子で動物にたとえてもいいのだけれど、教会のある人はクッキーにたとえるのが一番しっくりくる。何もその人の体型がクッキーみたいだとか、そういった失礼なことを言うつもりはない。が、体型もそんなに細くはなくて、年齢相応で……、って星さん口を慎みなさい。失礼だろ。いや、標準的な体型だと思います。って言うのが、カバーするのが少し遅かったか。
わたしが言いたいのは彼女の見た目がクッキーだとかそういうことではなくて(見た目も多少はあるのだけれど)、その雰囲気なのだ。その空気というか、雰囲気は丸みを帯びていて、まるでそれはクッキーの中にほんのりとバターが入っているかのようで、とにかくほんわかほんわかしているんだ。もちろん、彼女だって「わたしだっていつも元気なわけじゃない」と言うことだろう。人生は山あり谷ありだろうから、彼女の心だってわたしは想像するしかないものの、台風が襲ってきていることだってあるかもしれない。それでもそんなことを感じさせないような平和というか平安というか、クッキーのようなあたたかさが彼女にはあるんだ。
20代のころのわたしの女性の好みのタイプはえてしてきつい感じだった。とにかく細めの体型の美人さんで、研ぎ澄まされていて、高いハイヒールをはいて、今風のおしゃれを華麗にして、男どもを蹴散らすくらいの勢いでカッツン、カッツン歩いていく。髪は結構茶髪で、ヤンキーまではいかないけれど、自己主張をしっかりしている感じ。お酒が強くて、何杯飲んでもまだまだ飲まれない。一緒に飲んでいるこちらが先に飲まれてしまっているようなくらい。まるでその人は高級ブランドのファッションモデル。
要するにわたしは華奢な感じの不安定な人が昔は好きだった。それはおそらく自分が不安定だったことも関係しているんじゃないかって思う。
で、今は、と言うと、その冒頭であげたクッキーのような女性をいいなぁって思う。クッキーとハイヒールでカッツン、カッツンって全然タイプが違うじゃん、と思われたことだろう。そうなのだ。わたしは好みが変わってきたようなのだ。昔はお人形のような人が好きだった。でも今は血の通ったあったかい人が好きなんだ。
クッキーってとても地味だと思う。華やかさがないというか、ありふれているというか。そして、おいしいことはおいしいのだけれど、何か爽快感があるかと言えば、シュワーっと爽快!になるわけでもない。でも、クッキーにはクッキーの持ち味がしっかりとあって、それは食べた人をほっこりさせてくれる。反対に激辛料理などの刺激の強いものは強烈な刺激を与えてくれはするけれど、それを食べ続けていたら胃をやられてしまうし、飽きずに食べ続けることはおそらくできない。でも、クッキーは違う。マイルドなおいしさのクッキーなら長く食べ続けることができるし、食べるたびに気持ちが安らいで落ち着く。
というわけで、クッキーみたいな女性がタイプになった近頃の星さんなのだ。そんな女性だったらきっとわたしをあたたかくしてくれるだろうし、一緒にいて心が安らぐことだろう。星が彼女を作る予定なんだってさ、と思われたかもしれないけれど、まだ未定。って個人情報垂れ流しまくっておりますね。で、わたしもクッキーのような人になりたい。そして、同じクッキー同士仲睦まじく添い遂げることができたら、などと夢見ている純朴なわたしなのだ。もしかしなくても安定志向になってきたのかもな。というわけで、いい出会いがこれから先あったら嬉しいな。ってまたもや個人情報を流してしまっておりますが、まぁ、ぼちぼちやっていけたらいいなと思っております。

80年代前半に静岡で生を受ける。
自称エッセイスト。
吾輩はエッセイストである。収入はまだない。
ほぼ毎日、ヨガの道場へ通ってヨガをやっている真面目そうに見える人。
エロコンテンツがやめられないと未だに悩んでいる人でもある。
この調子だとたぶん今世で悟るのは無理。
また、何気にクリスチャンでもある。
それから時々、どもる。吃音なので。
ブログに閑古鳥が鳴いて久しい。
有名になりたいけれど、なりたくない。
成功したいけれど、成功したくない。
ぶれている。
最近、歳が近い知人に子どもが生まれた。
その人のためではなくて、自分のために積み木をひそかに買った。
まだやっていない。やろうと思っているところ。
積み木遊びを始めようとしているアラフォー男子。
年齢制限が1歳以上なので条件は満たしている。
じきに哺乳びんデビューするかもしれない。
冗談はそれくらいにしておけ。
みんな引くから。
空気を読みましょう。