1995年。つまり、今から30年くらい前。その当時の雑誌をなぜか捨てずに持っていて、久しぶりに開いてみた。
すると懐かしい顔ぶれで、あの頃はこの人すごく人気があったよなぁというアイドルやタレントがその当時の輝きのまま、その雑誌の中でキラキラしている。
今はもう名前すら聞かない彼らに思いを馳せながら、この世界が無常であることを思う。どんなに人気があって売れたり、流行ったりしても、時間が経てば昔の出来事になってしまう。
そんな無常なものをひたすら追いかけ続ける生き方も悪くはないかもしれないけれど、わたしは過ぎ去っていくものではなくて、永遠なものを求めたいなって思う。
でも、そんなものは存在しなくて、ただ万物は無常なものでしかないとあなたは思うかもしれない。永遠なんてないんだ、と言いたくなってくるかもしれない。
永遠なんて単なる妄想でしかないのかもしれないけれど、それを信じることによって生きやすくなるのなら悪くない話だと思う。
あと、どんな世界観を持っているかということも大きい。仏教的世界観、キリスト教的世界観、無神論的世界観、唯物論的世界観、などなどの世界観のうち、どれをその人が採用しているかによって物事の見え方と気分がガラリと変わってくる。
そのうちのどれが真実で事実で本当か、だって? もしかしたら全部本当かもよ。全部本当で全部事実なのかもよ? 理屈ではありえないこの結論。でも、案外そうだったりして。

変な人。
普通ではないと思う。
わたしが思っていることを言うとみんなひく。
そして、目の前にシャッターを下ろされて、
まさに閉店ガラガラ~。
わたしは気が付くと蚊帳の外。
なぜなら、今、大人気の
カヤノソトボーイズの2期生の瞑想担当だから。
最近、瞑想してないけど。でも、瞑想担当なんで。
そう、なんか浮いてるの。
この世界、日本という社会から。
わたしは何だかんだ生きづらい人生を送ってきた。
「もっと苦しくてつらい人はいっぱいいる。
お前のは大したことないだろ」、と言うやついるけれど、
苦しさ、大変さ、生きづらさはその人が感じていること。
その人の苦しさを分かっているのはその人だけ。
気が付いたら職歴ゼロ、社会経験ゼロの立派なメンヘラのおじさん。
わたしはしゃべんないほうがいいと思う。
しゃべるとその見た目にあまりにもギャップがありすぎるから。
わたしが自分のことを語れば語るほど、
女の人はがっかりします。失望さえします。
でも、いいじゃないの。
普通じゃないのがわたしなんだから。
わたしは風になりたい。
風になってただ吹いていたい。
【属性】
男。大学中退。吃音。統合失調症。精神障害者。希死念慮あり。現実感の喪失。無職。プロテスタントのクリスチャン。ヨギー。スターシード。英検3級。茶髪。HSPとASDの可能性あり。細身筋肉質。
