高校の文化祭へ行ったら、高校生たちがとても子どもに見えた。そして、わたし自身が高校生の頃にお世話になった多くの先生方が当時、年齢的に今のわたしと同じくらいかそれよりも若かったということにも気付いた。
そう、みんな不完全で未完成なんだ。ある時、まるでサナギから蝶になるかのように劇的な変身を遂げて大人になるんじゃないかって思いがちだけれど、そんなことはない。連続していて、切れずにつながっている。だから、大人にはなっても何も変わっていないように感じる。
今のわたしと同じくらいの年齢だった先生方が生意気盛りの高校生と向き合うのがどれほど大変なことだったかと思うと、申し訳なくなってくる。それなのに、何か高校生だった当時のわたしは大人たちに高い理想を要求していて「大人なんだからちゃんとしろよ」と思っていた。
10代が10年経つと20代になり、30代、40代、50代となっていく。それだけのことなのに、わたしはそのことに気付いていなかった。80代の老人だって10代が70年経っただけでしかない。もちろん、その70年間で多くの経験をして、多くのことを学んできたのだろう。でも、それだけのことじゃないか、なんて言ったら失礼だろうか?
若者も、中年も、老人も、子どもが歳を取っただけでしかない。だから、みんなそれだけの存在で不完全で未完成なんだ。そして、現在進行形でもある。
みんな子どもみたいなもの。大らかな目で見たいね。

変な人。
普通ではないと思う。
わたしが思っていることを言うとみんなひく。
そして、目の前にシャッターを下ろされて、
まさに閉店ガラガラ~。
わたしは気が付くと蚊帳の外。
なぜなら、今、大人気の
カヤノソトボーイズの2期生の瞑想担当だから。
最近、瞑想してないけど。でも、瞑想担当なんで。
そう、なんか浮いてるの。
この世界、日本という社会から。
わたしは何だかんだ生きづらい人生を送ってきた。
「もっと苦しくてつらい人はいっぱいいる。
お前のは大したことないだろ」、と言うやついるけれど、
苦しさ、大変さ、生きづらさはその人が感じていること。
その人の苦しさを分かっているのはその人だけ。
気が付いたら職歴ゼロ、社会経験ゼロの立派なメンヘラのおじさん。
わたしはしゃべんないほうがいいと思う。
しゃべるとその見た目にあまりにもギャップがありすぎるから。
わたしが自分のことを語れば語るほど、
女の人はがっかりします。失望さえします。
でも、いいじゃないの。
普通じゃないのがわたしなんだから。
わたしは風になりたい。
風になってただ吹いていたい。
【属性】
男。大学中退。吃音。統合失調症。精神障害者。希死念慮あり。現実感の喪失。無職。プロテスタントのクリスチャン。ヨギー。スターシード。英検3級。茶髪。HSPとASDの可能性あり。細身筋肉質。
