集中力

いろいろエッセイヨガ
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 わたしは油断すると、つい視線があっちにふらふら、こっちにふらふらになってしまう。そして、散漫な状態で結局いろんなことをやってみるものの、どれも中途半端で終わってしまう。
 今日、久しぶりにX(旧Twitter)を見ていた。やっぱりこれは向いていないようで、次々と発信されるポストを見ていたら疲れてしまった。で、はたと我に返って「この時間、必要だったかな?」って思った。言うまでもなく必要なかったほとんど無駄な時間で、あぁ無駄な時を過ごしたなと思った。と同時に嫌な疲れというか、頭が詰まるようなそんな疲れがどっと来るような、そんな感じだった。
 ヨガはシングルタスクだって知っていました? というか、ながらヨガって聞かないよね? テレビのワイドショーを見ながらできるヨガを開発しましたとか、そんなことは聞いたことがない。何かをしながら、同時進行しながらヨガはできない。必ずヨガだけに集中しなければ、もちろんヨガはできない。だから集中力が養われる。あっちをキョロキョロ、こっちをキョロキョロではヨガはできなくて、今、このたった今やっているヨガだけに集中する。呼吸に意識を向けて、自分自身の内側に意識を向けていく。
 現代がこれだけ注意力散漫になる要素に満ちているからこそ、何かに集中できるのはかけがえのない財産なのだと思う。とは言えども、そんな偉そうなことを言いながら、わたしはと言えば、アシュタンガヨガのマイソールクラスでは気が散ってしまっている。先生が指導するために時々あっちへ行ったり、こっちへ行ったりして移動するし、生徒たちをつぶさに観察してフォローが必要な人がいないかどうかしっかりと見てくれている。他の人たちだって同じ空間でヨガをやっているのだから何かと目に入ってしまうし、自宅で一人密やかにやるという具合にはいかない。
 そんな具合だから、集中力が切れて意識が逸れた時にまた戻すといういい練習になる。集中してまた意識が逸れて、戻してまた集中してまたまた逸れて、戻す。そんな調子でひたすら集中しようと出直し続ける。
 そんなトレーニングのおかげか、わたしは昔はできなかった電車の中で本を読むということができるようになった。どうやら集中力もついてきたようで、そういったことが苦ではなくなってきたようなのだ(ただし静かな方が圧倒的に効率は上がるけれど)。
 どうもパソコンをやると集中力が途切れがちになるので、まぁ控えつつやっていけたらなと思った次第。はぁ~、それにしても疲れた。この疲労感は何? パソコンのやりすぎと炭水化物の摂りすぎ? と急に個人的なぼやきを挟んでしまったところでお開きといたしましょう。ではではまたね。



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