アクセス数

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 わたしのブログのアクセス数はね、
 本当少ないんだ。
 少ない、少ない。
 本当に少ない日には3とか4。
 彼らが間違って来ちゃったんじゃないかって
 思ってしまうくらいに。
 でも、目をとじて
 わたしのブログを
 読んでくれている人の顔を想像するとね、
 顔を見たこともない、
 会ったことさえない、
 そんな一人ひとりの生身の人間が、
 わたしの文章を読んでくれているんだ。
 わたしのつたない文章を
 スマホとか、
 パソコンの画面に
 映し出して
 読んでくれているんだ。
 たとえ、アクセス数が1だとしても、
 そのとうとい、とうとい一人が
 わたしの文章をただただ読んでくれているんだ。
 ありがたい。
 ありがたい。
 本当、何回も何回も
 「ありがとう」「ありがとう」って言っても
 足りないくらい、ありがたい。
 「何だ、1かよ」じゃない。
 とうとい、とうとい一人の人が
 わたしの文章を読んでくれた、
 そのとうとい足跡が、
 「1」という数字なんだ。
 わたしは、数字の魔力に負けて
 数の力に負けて
 1人よりも1万人に読んでほしいと思ってしまう。
 でも、1人が1万人あつまったのが1万人でしょ?
 だから
 1万人も1人も同じなんだ。
 とうとい、とうとい、とうとい1人。
 1人があつまらなければ1万人にもならない。
 それを忘れてた。
 それを完全に見失ってた。

 ブログのアクセス数が1だったとしても、
 これってすごい一大事件なんじゃない?
 わたしの文章を読んでくれた人がいるぅぅぅ!!
 それってすごいことなんじゃないの?
 奇跡起こってません?
 こんな当たり前のように思えることが、
 奇跡だったのにまったく気がついてなかったわたくし。
 こんなわたしにできること。
 それはただただ心をこめて文章をしたためること。
 だれかが幸せになるような、
 それはそれはいい文章をしたためること。
 読み終えたときに、
 何だか世界がちがって見えるような、
 それも世界がほんの少しかがやいて見えるような、
 そんな文章。
 書けるようになりたいな。
 アクセス数が1でも1万でも
 そんなことは関係ないかのように、
 今日もとにかく執筆に励むのみ。
 「何だ、1かよ」なんて言わず、
 その1の重みをしかと受け止め、
 画面の前にいるあなたへと
 言葉を贈りたい。

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