あれはおそらく3日前のこと。わたしは朝の7時頃に朝散歩をしていた。すると、小さな農園のところをモンシロチョウが一匹飛んでいるではないか。それがわたしが今年になって初めて見かけた瞬間で、もう春がやってきつつあるのだと実感したのだった。春、モンシロチョウ。
そして、今日。何とわたしの家の庭にモンシロチョウが2匹飛んできていたのだ。モンシロチョウがひらひら飛ぶ光景っていいよね、と事あるごとに語っている星であるが、ひらひらは卵を産んでは飛び、産んでは飛んでいる時の様子であって、実際モンシロチョウの普段飛んでいるときの様子は結構速いのだ。その2匹を見かけたのは、ちょうどタッパーの中のモンシロチョウのさなぎが一匹ちょうちょになっていて、それを逃がそうと家の外に出た時のことだった。ちなみに、うちの子は(もう子どもみたいなもんなんだよね。)タッパーを開けるとものすごい勢いで空に飛び立っていった。それはともかくとして、そんなこんなで我が家の子が一匹巣立ちをして、(鳥じゃないけど)それを見送っていたらさらに別の2匹のちょうちょが現れた、とまさに星さん命名の「春のモンシロチョウ祭り」なのである。祭りのはじまり、はじまり~ってか。
なにしろもう3月も下旬に入ろうかどうか、というところなのだから、モンシロチョウがちょうちょになってもおかしくない。我が家の十数匹のさなぎ軍団、春に次々にちょうちょになっていくことでしょう。楽しみ~。
それにしてもさなぎがちょうちょになると何かとても嬉しい。別にそのことでお金がもらえるとか、何か得することとか特にないけれど、そんな損得を超えて嬉しい気持ちになるのだ。やったね、っていう言葉が一番この気持ちを表現できているかな。だって、わたしは卵から育てているのだ。(実は幼虫から育てた子も数匹混じっているのだが。少し誇張しておりますね。)訂正、多くを卵から育てているのだ、でいいだろう。卵から生まれたばかりってほとんど見えるか見えないか、といった大きさで目をこらさないと見えない。それがキャベツの葉っぱをもりもり食べて大きくなっていって、大量のうんちももりもり出しながら、すさまじい勢いで大きくなっていく。そして、さなぎになり、成虫になるまでの間じっとしている。で、やっとちょうちょ。成虫になった。おめでとー、というここまでの一連のプロセスがあるからこそ、感動もひとしおなのである。卵とか幼虫から育てていない、わたしがさなぎをあげた教会に来ているご夫婦もそれはそれは「ちょうちょになったよ」と嬉しそうだった。だから、小さい時から育てているわたしの感動は並大抵のものではないのだ。
さなぎがちょうちょになるのって普遍的な力があるんじゃないかって、オーバーかもしれないけれど思う。とてつもない説得力もあるというか。それにこの変化はそれを見た人に何らかの感動を与えるのである。たかが虫で感動とか普遍的な力とか説得力があるとかって星さんおおげさだよ、と思うかもしれないけれど、そんなことはない。少なくとも心を動かされることを感動というのであれば、多くの人がきっとこの変化に感動する。Twitterでリツイートされたり、いいねを押してもらえたりすると嬉しいものだが、そういった人工的な快楽とは違う、何て言ったらいいのだろう。心をじわーっとあったかくさせてくれるような、そんな力をモンシロチョウは持っているとわたしは思うのだ。別の言い方をするなら、小さな、けれど心温まる灯と言ったらいいのだろうか。もちろん太陽とか電気の光に比べたら断然小さくてほのかな光だろう。でも、そう。まるで闇夜に光るホタルの光のような、そんな人のこころをほっとさせて灯してくれるような光。
今日、わたしは少し疲れ気味だったけれど、モンシロチョウがちょうちょになったのを見たら元気がわいてきた。不思議なものだと自分でも思う。嬉しくて、おめでとうって祝いたい気持ちがわいてきて、さらに自然にほのかに気持ちが高揚してきて、と同時に何だかほっとする。
数センチしかないモンシロチョウに癒されて元気をもらったわたし。その小さいけれども、生命力あふれる存在は今日もわたしを支えてくれている。
庭のプランターで準備万端のキャベツに今年も多くのモンシロチョウがたくさんの卵を産んでいくことだろう。モンシロチョウ祭り、開幕? あと10日くらいで開幕じゃないかな、と最近の記事に書いたと思うけど、それよりも早くモンシロチョウの季節到来かな。
ぽかぽかとした春の陽気の中を飛び交うモンシロチョウたち。今年も春がやってきました。モンシロチョウ祭り、開幕でいいよね? ってモンシロチョウに聞いてみないとわからないか。「まだ早いよ」って言うかもしれないし、「もうすでに開幕してるよ、星さん遅いよ」と不満そうなトーンで言うかもしれない。それはともかくとして、わたし的には開幕でいいんじゃないかって思うんだ。だって、モンシロチョウ飛び始めてるし。
今年もモンシロチョウと共に春を満喫したいなぁ。春のモンシロチョウ祭り、ここに開幕。

変な人。
普通ではないと思う。
わたしが思っていることを言うとみんなひく。
そして、目の前にシャッターを下ろされて、
まさに閉店ガラガラ~。
わたしは気が付くと蚊帳の外。
なぜなら、今、大人気の
カヤノソトボーイズの2期生の瞑想担当だから。
最近、瞑想してないけど。でも、瞑想担当なんで。
そう、なんか浮いてるの。
この世界、日本という社会から。
わたしは何だかんだ生きづらい人生を送ってきた。
「もっと苦しくてつらい人はいっぱいいる。
お前のは大したことないだろ」、と言うやついるけれど、
苦しさ、大変さ、生きづらさはその人が感じていること。
その人の苦しさを分かっているのはその人だけ。
気が付いたら職歴ゼロ、社会経験ゼロの立派なメンヘラのおじさん。
わたしはしゃべんないほうがいいと思う。
しゃべるとその見た目にあまりにもギャップがありすぎるから。
わたしが自分のことを語れば語るほど、
女の人はがっかりします。失望さえします。
でも、いいじゃないの。
普通じゃないのがわたしなんだから。
わたしは風になりたい。
風になってただ吹いていたい。
【属性】
男。大学中退。吃音。統合失調症。精神障害者。希死念慮あり。現実感の喪失。無職。プロテスタントのクリスチャン。ヨギー。スターシード。英検3級。茶髪。HSPとASDの可能性あり。細身筋肉質。
