友達ゼロという生き方

いろいろエッセイ
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 私事になるけれど、友達いないなぁって思う。でも、これはこれでいいと思っている。なぜかと言うと、何も困っていないし、自分の時間を持てているし、で案外気に入っているからだ。
 わたしの人間関係は狭いほうで、関わりがあるのは10人ちょっとで実に狭い狭い感じで生きているのです。
 かれこれ、こんな感じで40年生きてきた。友達がいた時期もあったことにはあった。でも、いない期間のほうが断然長い。20代の頃からほぼ20年、ゼロに近かった(1人だけ友達をした人もいたけれど消滅)。
 だからだろう。どうも、人との付き合い方というのが不器用でぎこちない。でも、その分、自分の世界を深めることができたのではないかと思っている。みんなが友達と遊んでいる間、わたしは自分のやりたいことをやってきた。要するに、すごくわがままな生き方をしてきたのだと思う。さらに、仕事もしてこなかったから、自分の時間を存分に持つことができたのだ。
 この調子で行けばきっと友達がいないまま歳を重ねていき、老人になるはず。それは悲しく不幸なことかと言えば、そうとは断言できなくて、これはこれでまた味がある。
 と言いつつも、わたしの良き理解者である母が死んだら寂しくなって、友達とかパートナーとか作るだろうなと思う。
 友達がいなければいけないなんてことはない。友達がほしくなったら作ればいいし、要らなくなったら離れてまた一人になればいい。だから、風任せでいいと思う。

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