私事になるけれど、友達いないなぁって思う。でも、これはこれでいいと思っている。なぜかと言うと、何も困っていないし、自分の時間を持てているし、で案外気に入っているからだ。
わたしの人間関係は狭いほうで、関わりがあるのは10人ちょっとで実に狭い狭い感じで生きているのです。
かれこれ、こんな感じで40年生きてきた。友達がいた時期もあったことにはあった。でも、いない期間のほうが断然長い。20代の頃からほぼ20年、ゼロに近かった(1人だけ友達をした人もいたけれど消滅)。
だからだろう。どうも、人との付き合い方というのが不器用でぎこちない。でも、その分、自分の世界を深めることができたのではないかと思っている。みんなが友達と遊んでいる間、わたしは自分のやりたいことをやってきた。要するに、すごくわがままな生き方をしてきたのだと思う。さらに、仕事もしてこなかったから、自分の時間を存分に持つことができたのだ。
この調子で行けばきっと友達がいないまま歳を重ねていき、老人になるはず。それは悲しく不幸なことかと言えば、そうとは断言できなくて、これはこれでまた味がある。
と言いつつも、わたしの良き理解者である母が死んだら寂しくなって、友達とかパートナーとか作るだろうなと思う。
友達がいなければいけないなんてことはない。友達がほしくなったら作ればいいし、要らなくなったら離れてまた一人になればいい。だから、風任せでいいと思う。
1983年生まれのエッセイスト。
【属性一覧】男/統合失調症/精神障害者/自称デジタル精神障害/吃音/無職/職歴なし/独身/離婚歴なし/高卒/元優等生/元落ちこぼれ/灰色の高校,大学時代/大学中退/クリスチャン/ヨギー/元ヴィーガン/自称HSP/英検3級/自殺未遂歴あり/両親が離婚/自称AC/ヨガ男子/料理男子/ポルノ依存症/
いろいろありました。でも、今、生きてます。まずはそのことを良しとして、さらなるステップアップを、と目指していろいろやっていたら、上も下もすごいもすごくないもないらしいってことが分かってきて、どうしたもんかねえ。困りましたねえ、てな感じです。もしかして悟りから一番遠いように見える我が家の猫のルルさんが実は悟っていたのでは、というのが真実なのかもです。
わたしは人知れず咲く名もない一輪の花です。その花とあなたは出会い、今、こうして眺めてくださっています。それだけで、それだけでいいです。たとえ今日が最初で最後になっても。