アクセス数がゼロになってもゼロにはならない

いろいろエッセイ
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 よく人に何かを贈る時には「つまらないものですが」と控えめな言葉を添えてそれを手渡すことが多い。でも、それに対して「つまらないものなんて寄越さないでください。そんなもの、いりません」と言う人なんていないと思う。
 人というものはなかなか正直というか、シビアな態度を取るもので、つまらないものや要らないものはもらっても嬉しくない。
 と考えるまでもなく、わたしのブログがここまで低迷しているのは、やっぱりつまらないものだからなのだと思う。つまらないものはタダでも要らないよ、っていうこと。
 うむ、だんだん自己肯定感が下がってきましたぞ、と思いきや別にそうでもない。つまらないならつまらないで結構。他を当たっておくれ、と言いたい。何も、つまらないのに我慢してまで読んでほしいとは思わない。面白いと思ってもらえた人に読んでもらえればそれでいいのです。そして、「今日も星はなかなかいいこと書いてるよ」と思ってもらえればそれでいい。みんなの飴ちゃんくらいの働きができればそれでいいので。
 そんな調子でやっていたら、つまらないものどころか完全に忘れ去られて、アクセス数がゼロになって、壁に叫んでいるだけのようになるかもしれない。でも、それでも絶対にゼロにはならないんだな。だって、自分という読者がいるわけだからね。誰も読んでくれなくても自分はしっかりと読んでくれている。だったらそれでもいいのかも。熱烈なファンがいたじゃないですか。探すまでもなく求めるまでもなく、ここにしっかりとね。

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