最近のわたしについて

いろいろエッセイ
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 最近のわたし。ということでまず何について書こうか。そうそう。まずは祖母がいなくなって、新たに母との生活が始まったことについて書こうか。
 結論から言うと、毎日快調です。たまに調子が悪くなる時もあるけれど、それでも総合的には調子がいい。やはり、祖母のネガティブオーラが家から去ったからだろう。気持ちがとても明るいし、何もしていなくても前向きに考えられるようになった。良かった、良かった。
 祖母がいなくなってスッキリしました。せいせいしました。楽しく過ごせるようになりました。と書くのは不謹慎なのかもしれない。こういうことを言うのは慎まなければならないことなのかもしれない。けれど、そういう場合もあるのだ。みんながみんな、おばあちゃん大好きでいなくなってから寂しくて寂しくて仕方がない、という家庭ではないのである。その家、その家ごといろいろな形があり、ある家族のメンバーがいなくなることによって、むしろ前向きな変化が訪れることもあるのだ。
 その証拠に祖母が入院していなくなってからのわたしのブログの文章はとても明るくエネルギーに満ちあふれているように自分でも思う。母が言うにもわたしの文章に前向きないい変化が現れているとのこと。
 だから、誰と一緒に暮らすのかは本当に重要で大切なことだと思う。もちろん経済的な事情があり毒親などから離れられないという人もいることだろう。でも、できるだけ一緒にいる時間を減らすために昼間は仕事をするとか工夫することはできる。
 また、本当に同居していることが耐えられないほど苦痛を感じる場合には、アパートを借りて別のところで生活するということも一案である。アパートを借りるとなると、家賃やら光熱費やらかかって出費はかさむが、傷害沙汰になることを思えば必要な費用であるようにもわたしは思う。これはわたしの経験からも言えることで、母がもしアパートを借りていなかったらどうなっていたのか、想像するだけで戦慄が走る。だから、母にとっては必要な出費だったのである。まぁ、そんな毒親な祖母だがわたしは悪い影響を受けながらもやっていけないほどではなかったので、祖母と二人暮らしをしていたわけだが、こんなに祖母から離れて快調になるのであれば、もっと早く離れていても良かったように思う。でも、過去は過去。まぁ、よしとしよう。
 次にわたしの脳を活性化しているものとしてはヘブライ語の勉強があると思う。やっとここさヘブライ語のアレフベートを全部覚えて、発音の仕方も覚えて、ついについに文法に突入。8月から本格的に始めて2ヶ月ですよ。2ヶ月。2ヶ月でここまで来ました。
 で、ヘブライ語をやるようになってから何か毎日が変わったような気がする。それは物事に対して諦めなくなった、と言うと言い過ぎだけれど、諦めにくくなったように思う。つまり、すぐに匙を投げなくなったのだ。はっきり言ってヘブライ語はわたしにとって英語、ドイツ語に続く第三外国語であり、まったく未知の異文化の言語でとにかく難しいのだ。何しろアレフベートの段階からつまづくくらいなのだから。そうした全く初めての高度なものを学ぶことはわたしに忍耐力や粘り強さのようなものを育んでくれたのではないかと思う。ヘブライ語やってると「ムズいなぁ。折れそう」と思うことが頻繁にある。けれど、諦めない。諦めないでとにかく食らいつく。その姿勢というか、あり方がわたしを成長させてくれたのだ。そして、今も成長し続けている。
 諦める。もう無理、と思う。そうしたらいつでもヘブライ語の学びはその瞬間から終了になってしまう。でも、諦めないのだ。折れそうになっても、一度に全部やるのではなくて、少しずつ小出し小出しにやっていけばいつかはできるようになる。わたしはそう信じている。自分は頭が良くないから無理だと自分で自分の限界を決めてしまうのではなく、続けていけば、この牛歩を続けていけさえすればきっと道は開ける。そう信じているし、信じたいとわたしは思うのである。
 たしかにやっていると、こんな細かな規則覚えるのなんて無理、と思いたくなる時もあるが、そんな時には仲間の存在を思い浮かべるようにしている。そうなのだ。わたしにはヘブライ語の勉強仲間がいるのだ! 一人で孤軍奮闘しているのではない。仲間がいてその仲間と支え合いながら勉強をしているのである。そして、さらには質問に答えてくれる師匠もいる! わたしはヘブライ語という共通のもので人とつながっている。つながれている。だから、これからやっていけば吐き気がするほど難解な箇所にも出くわすだろう。でも、大丈夫だと思う。仲間がいるから。師匠もいるから。
 というわけで最近のわたしに大きく影響していると思われる2つのことを挙げてみた。どちらも大きな変化である。
 これからのわたしがどう変わっていくか。乞う御期待。ジャカジャン。

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