この1年でやりたいこと

いろいろエッセイ
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 先月の24日で38歳になったわたしである。本来、一年の目標というものは元旦に立てるものだが、わたしの場合、元旦だけではなく誕生日にも気持ちを新たに目標を立てるのだ。
 てなわけで面白くないかもしれないが、わたしのやりたいことリストを書きたいと思う。興味のない方はここあたりで読むのをやめていただいて構わない。

 やりたいこと
 ・ヘブライ語
 ・英語
 ・キリスト教史
 ・キリスト教神学
 ・高校現代文
 ・貧困、飢餓問題
 ・ブログ、小説執筆
 ・日本文学、世界文学
 ・引照つき聖書
 ・ウミガメ
 ・軍事研究
 ・放送大学
 ・経済学、農業経済学
 ・高校数学

 今のわたしにとって一番ホットなのはやはりヘブライ語で勉強仲間もできて一番手を抜くことができない。
 それから、英語。ヘブライ語の中級以上の学びには英語が必要なようなのだ。だからということもあり英語も勉強してできるようにせねばと思っているところなのだ。
 キリスト教史についてはやはり自分がクリスチャンでどこに立っているのか、その立ち位置を確認するためにも一通りは勉強しておきたいと思っているので、やりたいことに加えた次第だ。キリスト教の過去を知ってこそ今のわたしが見えてくる。
 キリスト教神学についてはクリスチャンなら鉄板でしょう、ってなわけで信仰を深めるためにもやりたいと思っている。なかなか難しい分野ではあるけれども、やって損することはないだろうと思う。ペールマン『現代教義学総説』を地道に読んでいくつもりだ。
 高校現代文は自分の今の読解力に少々自信がなく不安要素が残るのでそれを解消するためにもぼちぼちやっていけたらと思っている。やはり、すべての基本は読解力なのである。
 貧困、飢餓問題については漠然としながらもわたしのテーマであり、これはどうにかしなければならないのだが、どうにかなっていないので基本的なところを学び考えていけたらと思っている。そういうわけもあって、今学期の放送大学では「フードシステムと日本農業」という科目をとった。この問題を考えていくためには、経済学、それもおもに農業経済学が必要となるのではないかとビギナー的発想ながらもわたしはにらんでいる。貧困、飢餓問題は深刻な問題であって、わたし一人の力ではどうにならないかもしれないけれど、それでも考えていくこと自体には大きな意義があるように思う。まずは知ることから。そこから始まる。
 ブログ、小説執筆は急がず焦らず自分のペースでぼちぼちやっていけたらと思っている。たしかに一流のものを生み出すことは今のわたしには無理なのかもしれない。しかし、書き続けていくことによって書く力そのものも磨かれていって、牛歩のごとく少しずつながらも成長していくのではないか。わたし自身、自分の文筆活動にほのかな期待を抱いている。これでお金がもらえるようになって生計が立てられるようになったらいいなと思う。とりあえず、書くこと、書き続けること。文章修行として継続していくつもりだ。
 わたし自身振り返ってみると、あまり小説を読んでこなかったような気がする。だから、わたしの書く小説は話が単調で広がりがないのかもしれない。だから、まずは型を知ることではないかと思うのだ。そして、その基本をまずは習得して、そこから崩して自分なりのアレンジを加えていく。つくづく、ビギナーだとは思うが、あきらめずやっていけばいつかは玄人になるものだと信じてやっていきたい。そのためにも文学を読んでいきたい。
 引照つき聖書。これがなかなか進まないのだ。引照箇所を全部読んでいると、1時間読んでやっと1ページ進むかどうか。でも、本というものは有限なものだから、地道に1ページずつであっても読み続けていればいつかは終わる。だから、大丈夫。めげずに読んでいきたい。
 わたしにとっての全く新しい試みは、ウミガメと軍事研究である。どちらも全然知らない未知の領域。ウミガメについては、静岡県の御前崎にアカウミガメが来ていることを新聞で知ったことをきっかけにして学びたいと思った。軍事研究については北朝鮮がミサイルとか言うけれど、ミサイルって何なのかよく知らないなというところから知りたいと思い、ミサイルの入門書を買ったのだった。これらを勉強し始めての感想は「すごい面白い。」何よりも全く知らない事前知識がほぼない分野なので、学ぶことすべてが新鮮なのである。こうした学びは気分転換したい時に最適で、キリスト教神学などでうんうん唸った後などに取り組むのが向いているようだ。
 それから、経済学を学ぶこともなかなか強力な武器を手に入れることになりそうで、学び始めたばかりだがこれからの学びに期待している。そして、経済学を理解するためには数学が欠かせない。高校レベルの数学も少しずつ取り組んでいきたい。
 というわけでやること満載で首が回らなくなりそうな星さんである。でも、やるんだ。やってみせるんだ。全部のことを完璧にはもちろんできないけれど、できる範囲でやっていくんだ。ここまでわたしの決意表明というか抱負のようなものに付き合っていただいた。
 目標というのはいいものだ。物事に取り組んでいる時も好きだけれど、目標を立てている時も気分が高揚するので結構好きかもしれない。目標は立てた。あとは地道にコツコツ、毎日やっていくのみ。継続していくのみ。これがなかなか大変だけれど、目標を修正する必要が生じたらまたその時はその時で修正していくつもりだ。そして、またコツコツやっていく。人生訓たれるのはあまり好きではないけれど、継続は力なりというのは本当のことだと思う。何よりも続けることが大変だが、もっとも成果を出すことなのである。続けることができたらおのずと実力は上がっている。
 とは言えども嫌になってしまう時もあるかもしれない。まぁ、その時はしばらく何もしないでぼんやりとでもして、また考えてやっていくことだろう。何とかなる。それに目標を達成することだけが人生のすべてではないのだから柔軟に対処していくつもりだ。
 38歳。80歳まであと42年。まだまだこれから。

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