地活と道場

いろいろエッセイヨガ
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 わたしが地域活動支援センター、略して地活にあまり行く気がしないのは、ほぼ毎日のようにヨガの道場へ行っているからだと思う。
 地活は精神障害のある人たちが利用するサロンのような場所で、各人がそれぞれ好きなように過ごしていい場所。それにひきかえ、ヨガの道場はヨガの練習をする場所。
 あまりにもこの2つが対照的すぎる。ありのままでいい、そのままでいいと菓子パンをほおばっている感じの地活に対して、ヨガの道場はひたすらストイックにヨガをやる。その生徒さんは先生に「無理です」とか「それはできません」とか言わない。途中で練習が嫌になって帰ってしまう人なんていないし、今のままでいいなんて微塵も思っていない。もし、そう思っているならそもそも道場には来ない。少なくとも自分のヨガを深めたいと思っていて、その道を懸命に歩んでいる。
 どちらが良くてどちらがダメとかそういうことはないけれど、あまりにも来ている人たちの雰囲気が違いすぎて、同じわたしという人が両方の場所に行ったことがあるというのが不思議にさえ思えてくる。
 ヨガの道場へほぼ連日のように行っていると、頑張ることっていいなっていう価値観になってくる。まぁ、仕方がない。そういう場所に入り浸っているんだからそうなるのは当然のこと。
 わたしの未来のパートナーはきっと頑張るのが好きな感じの人。そんな予感がする。
 頑張ることのキラキラに魅せられているんだろうな、きっと。

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