ある人がダメンズという言葉を生み出した。ダメ+メンズ、つまりダメな男という意味だ。
そういう言葉を使うならわたしもダメンズなのだと思う。働いて社会に貢献したいとか、世の中を良くしたいとか、人の役に立ちたい。そういったビジョンはこれっぽっちもないからだ。
どうしてそういう気持ちが起きないのだろうと考えると、わたし自身、無職をインド哲学でこじらせているとしか考えられない。世の中を良くするとか、人の役に立ったところでそれが何だというのか、というところまで来てしまっている。で、自分は人にほとんど何も与えようとはしないのに、受けることには熱心で、少しでも自分が大切にされなかったりすると怒り出す始末。うむ、ダメな男だな、ホント。
で、もう彼女がほしいとか、そういうのも単にやりたいだけでしょ、みたいにしか見ることができなくて、ますますこじらせている次第なのだからますますダメだ。というか、男がよく「モテたいなぁ」と言うのは変換して翻訳すれば、「セックスしたいなぁ。それもたくさんの女の子と」ということなのでは? でも、そこまで露骨に言ってしまうと品がなくて下品だから、オブラートに包んで「モテたい」と言い換えているだけでしかない。
まぁ、男の悲しい性(さが)です。でも、きっとモテてたくさんの女の子とやれても幸せは得られないことだろう。そのいい例がお釈迦様で、彼はたくさんの女性と宮殿で性的に戯れたりもした。けれど、それで満たされはしなかった。
だから、セックスも美食も贅沢な暮らしもたかが知れているのだろうと思う。本当に、それも最高に気持ちがいいのは静かな悟りにある状態。そんな気がする。

変な人。
普通ではないと思う。
わたしが思っていることを言うとみんなひく。
そして、目の前にシャッターを下ろされて、
まさに閉店ガラガラ~。
わたしは気が付くと蚊帳の外。
なぜなら、今、大人気の
カヤノソトボーイズの2期生の瞑想担当だから。
最近、瞑想してないけど。でも、瞑想担当なんで。
そう、なんか浮いてるの。
この世界、日本という社会から。
わたしは何だかんだ生きづらい人生を送ってきた。
「もっと苦しくてつらい人はいっぱいいる。
お前のは大したことないだろ」、と言うやついるけれど、
苦しさ、大変さ、生きづらさはその人が感じていること。
その人の苦しさを分かっているのはその人だけ。
気が付いたら職歴ゼロ、社会経験ゼロの立派なメンヘラのおじさん。
わたしはしゃべんないほうがいいと思う。
しゃべるとその見た目にあまりにもギャップがありすぎるから。
わたしが自分のことを語れば語るほど、
女の人はがっかりします。失望さえします。
でも、いいじゃないの。
普通じゃないのがわたしなんだから。
わたしは風になりたい。
風になってただ吹いていたい。
【属性】
男。大学中退。吃音。統合失調症。精神障害者。希死念慮あり。現実感の喪失。無職。プロテスタントのクリスチャン。ヨギー。スターシード。英検3級。茶髪。HSPとASDの可能性あり。細身筋肉質。
