最近、驚いたのが、AIの女の子が出演しているアダルトビデオ。つまり、AI女優。つ、ついにそんな時代になったわけですか、とわたしは驚きを隠せない。しかも、それが何人もいて、れっきとした新しいジャンルを作っている。
好奇心からわたしはそのビデオを見てみたのだけれど、すごくリアル。かなりクオリティーは高い。まだ作り物っぽい若干の違和感はあるものの、ほとんど肌の質感といい、表情といい、かなりナチュラル。これからはきっと人間が持つ特有の質感をさらに追求していくのだろう。
こうなると、もう現実のリアルの女性が必要なくなる時代が来るはず。そうなれば、絶対、少子化はさらに加速していくし、さらに技術が進んでいって、アンドロイドとか、仮想現実の世界が身体的なものにまで及べば、現実の意義というものがなくなってくるはず。
考えてみれば、ポルノというものは不思議なもの。実際にはただの映像だけで、目の前には生身の人間がいないのにそれでもあたかもいるかのように興奮するわけで。ということはその映像が本物の人間が撮影されたものである必要は必ずしもなくて、本物と同じかそれと近ければいいということになる。
う~ん。現実って何なんだろう? 何のためにあるのだろう? そんなことをわたしはこのAI女優の登場を通して思ってしまう。仮想現実がより美しく、より素晴らしくなった時にそれでも現実を生きようと思えるかどうか。難しい時代になっていくだろうな。
1983年生まれのエッセイスト。
【属性一覧】男/統合失調症/精神障害者/自称デジタル精神障害/吃音/無職/職歴なし/独身/離婚歴なし/高卒/元優等生/元落ちこぼれ/灰色の高校,大学時代/大学中退/クリスチャン/ヨギー/元ヴィーガン/自称HSP/英検3級/自殺未遂歴あり/両親が離婚/自称AC/ヨガ男子/料理男子/ポルノ依存症/
いろいろありました。でも、今、生きてます。まずはそのことを良しとして、さらなるステップアップを、と目指していろいろやっていたら、上も下もすごいもすごくないもないらしいってことが分かってきて、どうしたもんかねえ。困りましたねえ、てな感じです。もしかして悟りから一番遠いように見える我が家の猫のルルさんが実は悟っていたのでは、というのが真実なのかもです。
わたしは人知れず咲く名もない一輪の花です。その花とあなたは出会い、今、こうして眺めてくださっています。それだけで、それだけでいいです。たとえ今日が最初で最後になっても。