あ~、いいお湯だった。只今の時刻は朝の4時半をすこし過ぎたかどうか、というところ。今日はいつもよりも早く目が覚めてしまったのだ。起床が2時半。かなり早いよね。ちと早過ぎたのかもしれないが、それでも4時半とか5時頃には起きたいと思っていたので、2~3時間前倒ししても、ま、いっかという感じ。
起きて朝風呂に入っていた星。とっても気持ちが良かった、と書くとつついて攻撃してくる人がいるんだ。でも、気にしないよ。だって、朝風呂に入ろうが、昼風呂に入ろうが、夜風呂に入ろうが、それってその人の自由じゃない? わたしの場合、入る時間が朝なだけで別に問題ないと思うんだ。それを「朝風呂なんて何様だ」って喧嘩をふっかけてくる人がいるんだけど、それを言うなら、その人だってお風呂には入っているだろうから「夜風呂なんて何様だ」と切り返すことが出来る。
もちろん、経済的に貧しくてお風呂に入ることもままならない人も世界を見渡せば大勢いることだろう。そうした人から「贅沢して何様だ」とお叱りを受けるのならまだ分かる。しかし、お風呂というのは、入浴というのは人権で保障されている権利だと思う。身体を清潔に保つことって必要だし、それすらもいけないと言うのなら、人権侵害だね。
でも、わたしに苦情を言ってくる人は、星が働いてもいないくせに朝風呂なんて満喫するのは10年早いんだよ、ということなのだろう。その人の立場に立って、その人の気持ちを想像してみるなら、「それももっともだと思う」と譲歩することはできなくもない。だって、その人は毎日身を粉にして働いているんだ。必死の思いで仕事をして自分をすり減らしているんだ。それなのに、なーんにも仕事しないで障害年金で悠々自適(に暮らしているように見えるのだろう)に暮らしているズルい奴がいる。許せん、というわけだ。お前が朝風呂に入っていいのはしっかりと働くようになってからだ。
その理屈は十分分かりますけど、そういう苦情は国に言ってくださいな。星は何ら違法なことはしていませんし、しっかり統合失調症ですからね。そのご不満は統合失調症の人に障害年金を支給している国のあり方そのものに対するクレームなんですよ。星が年金もらっていることについてご不満でしたら、ご自分が国会議員にでもなって議員立法でもされて、統合失調症の急性期にしか障害年金は支給されないようにするとかいう法律をつくればいいじゃないですか。少しでも稼働能力が見込める精神障害者には一切障害年金を支給しないような仕組みをつくればいいじゃないですか。それで満足でしょ? でも、それが実現したらその法律、鬼だな。あちこちからブーイングがあがるな。その法律が成立したらどうなるかって言うと、まず普通に働けている精神障害者から障害年金が取り上げられるな。じゃあ、少し働けている場合にはどうなるんだろう。程度に応じて障害年金の額を決めることになるのかな。何かそれだと生活保護で働いて得た分だけ、もらえる金額が減るみたいで嫌だな。うーん、だんだん難しくなってきたぞ。
とまぁ、話が難しくなってきたので、とりあえず現行制度に不満があるのならしかるべきところにそれをぶつけてくださいっていう話だ。法律だって制度だって、みんなで決めたことなんでしょ? 投票で国会議員を選んで、そして彼らの多数決によって法律が成立したり、しなかったりする。だから、今の法律とかに不満があるならそういったところにぶつければいいじゃないですか。それをしかるべきところに言わないで、制度の利用者に不満をぶつける。それってどうかと思うよ。みんながつくったり決めたりした法律が気に入らないなら、異議申し立てをすればいい。もしそれによって障害年金の制度が変わるのだとしたら、もちろんその際にわたしが当事者として不満があれば、その変えようとしていること自体にわたしは異議を申し立てるし、できることはやるよ。それがフェアなやり方だとわたしは思うな。
まぁ、こういうことを言いながらも、批判者の言いたいことはわからなくもない。わたしにだって不満はあるのだから。何が不満かって言うと、障害年金が等級で一律にいくらって決まっているところだ。わたしは2級なんだけど、同じ2級でも症状の重さには幅があるんだ。もう少しきめ細かく2級の中で10段階に設定するとかしてもいいんじゃないかなって実は思ったりもするんだ。って言っちゃうと、わたしは2級でも割合症状が安定している方だから減額されてしまうか。いやはや、正直者はつらいな。でも、わたしの初期のころは今以上にしんどかったから、今よりももらえていても良かったんじゃないかなってね。障害ってグラデーションだと思うから、その症状に応じたサポートが必要なんだ。だから、障害年金もきめ細かく支給するのがいいんじゃないか、と。うん、なかなかいいアイデアだと思うけどな。でも、障害年金を減らされるのは嫌だな。提案しておきながら何だけど、複雑な心境であります。
星の朝風呂を批判することから芋づる式にいろいろな問題が浮かび上がってきた。公平とか公正って難しいなって思う。だって、みんな一人ひとり違うし、置かれた状況も環境も違うのだから。でも、それをできるだけ公平にする。難しいことではあるけれど、その格闘の歴史の果実が現行制度であり、日本の今の法律なのだ。これからも、おかしいという声があがることによって、これらは変わっていくことだろう。わたしもおかしいと思うことには声をあげていきたい。その訴えが正当なものでしかるべきものならきっとみんなだって分かってくれる。そして、より良い社会へ国へと変えていくんだ。
朝風呂からいろいろなことを考えた有意義な時間だった。朝風呂、最高。

変な人。
普通ではないと思う。
わたしが思っていることを言うとみんなひく。
そして、目の前にシャッターを下ろされて、
まさに閉店ガラガラ~。
わたしは気が付くと蚊帳の外。
なぜなら、今、大人気の
カヤノソトボーイズの2期生の瞑想担当だから。
最近、瞑想してないけど。でも、瞑想担当なんで。
そう、なんか浮いてるの。
この世界、日本という社会から。
わたしは何だかんだ生きづらい人生を送ってきた。
「もっと苦しくてつらい人はいっぱいいる。
お前のは大したことないだろ」、と言うやついるけれど、
苦しさ、大変さ、生きづらさはその人が感じていること。
その人の苦しさを分かっているのはその人だけ。
気が付いたら職歴ゼロ、社会経験ゼロの立派なメンヘラのおじさん。
わたしはしゃべんないほうがいいと思う。
しゃべるとその見た目にあまりにもギャップがありすぎるから。
わたしが自分のことを語れば語るほど、
女の人はがっかりします。失望さえします。
でも、いいじゃないの。
普通じゃないのがわたしなんだから。
わたしは風になりたい。
風になってただ吹いていたい。
【属性】
男。大学中退。吃音。統合失調症。精神障害者。希死念慮あり。現実感の喪失。無職。プロテスタントのクリスチャン。ヨギー。スターシード。英検3級。茶髪。HSPとASDの可能性あり。細身筋肉質。
