最近、近所のお地蔵様の前で手を合わせた時にふと思い出した。そう、祖父母のお墓参りをしていなかったなって。申し訳ないけれど完全に忘れていた。というわけでお墓参りに行くことにした。
スーパーでお花とそれを切るハサミを買って、電車に揺られて、少し歩き、お墓にたどり着いた。
祖父母のお墓は、最近流行りの樹木葬で簡易的な墓石はあるものの、13年経つとそのお墓から合祀されて終わりというスタイルで、代々お墓を守っていく必要はない。祖父母が生前、わたしたちが死んだらこのお金を使ってほしいと用意してくれてあったので、立派ではないけれどお墓に入れてあげることができた。
お墓に行くとそこの管理人が出迎えてくれて「お久しぶりです」と声をかけてくれた。それにしても本当に久しぶりだった。
線香とお花を供えて、静かに目をつぶり、手を合わせると、お墓があったことさえ忘れていたのに、祖父母への感謝の思いが溢れてくる。わたしと管理人以外、誰も人はいなくて、ただただ静かな静寂が流れているその場所で静かな時を持った。
割合長い時間、そこで静かに手を合わせて目をつぶったまま祖父母に感謝していたら、自分自身がすごく浄化されていることを感じた。隣にあるお寺から住職のお経の声がかすかに聞こえていた。
亡くなった人のためにお墓参りをしていたのに、それだけではなくて自分自身のためにもなっている。すごく不思議な力のようなものさえ感じたわたしだった。多分、これが祖父母からのギフト。しっかり生きていきます。見守っていてね。

変な人。
普通ではないと思う。
わたしが思っていることを言うとみんなひく。
そして、目の前にシャッターを下ろされて、
まさに閉店ガラガラ~。
わたしは気が付くと蚊帳の外。
なぜなら、今、大人気の
カヤノソトボーイズの2期生の瞑想担当だから。
最近、瞑想してないけど。でも、瞑想担当なんで。
そう、なんか浮いてるの。
この世界、日本という社会から。
わたしは何だかんだ生きづらい人生を送ってきた。
「もっと苦しくてつらい人はいっぱいいる。
お前のは大したことないだろ」、と言うやついるけれど、
苦しさ、大変さ、生きづらさはその人が感じていること。
その人の苦しさを分かっているのはその人だけ。
気が付いたら職歴ゼロ、社会経験ゼロの立派なメンヘラのおじさん。
わたしはしゃべんないほうがいいと思う。
しゃべるとその見た目にあまりにもギャップがありすぎるから。
わたしが自分のことを語れば語るほど、
女の人はがっかりします。失望さえします。
でも、いいじゃないの。
普通じゃないのがわたしなんだから。
わたしは風になりたい。
風になってただ吹いていたい。
【属性】
男。大学中退。吃音。統合失調症。精神障害者。希死念慮あり。現実感の喪失。無職。プロテスタントのクリスチャン。ヨギー。スターシード。英検3級。茶髪。HSPとASDの可能性あり。細身筋肉質。
