最近、禁欲について書いた。それもかなり大きなことを書いてしまった。星のおじさんは2年間の禁欲を目指しているらしい、と匂わせることを書いた。
が、4日目にその記事を書くやいなや、5日目で脱落した。おいおい、2年どころか抱負を立てた次の日にもう脱落しているという有様かよ。ブザマであります。
けれど、言い訳がないわけではない(つまり、ある)。まず、わたしはアシュタンガヨガを週5でやっている。そして、そのために規則正しい生活をしている。しかも、タンパク質が多めの体にいい健康的な食生活もしている。ハードな運動量の多いヨガをやり、道場の行き帰りで6000歩は歩き、タンパク質をしっかりと摂って、しっかり睡眠もとっている。
となればだ。俄然、性欲は高まってくる。健康的になればなるほど、それだけ生殖能力は高くなっていく。つまり、ムラムラしてくるわけだ。それをおさえようとする。我慢しようとする。もうそうなると結果は見えてくる。おかしくなってくるんだ。ムラムラが高まりすぎて、性的な衝動が高まり過ぎておかしくなる。女性の半袖から下の腕とか手を見るだけで興奮するなんて尋常でないことは明らかだ。
何よりもわたしは禁欲が苦しくて苦しくて仕方がなかった。出したくて出したくて、一日のうちの大半の時を射精について考えてしまっていた。これは危ないんじゃないか。聖者になるどころか一歩間違えば犯罪者になりかねない。
そんなわけで脱落しました。言い訳おわり。

エッセイスト
1983年生まれ。
静岡県某市出身。
週6でヨガの道場へ通い、練習をしているヨギー。
統合失調症と吃音(きつおん)。
教会を去ったプロテスタントのクリスチャン。
放送大学中退。
ヨガと自分で作るスパイスカレーが好き。
茶髪で細めのちょっときつめの女の人がタイプ。
座右の銘は「Practice and all is coming.」「ま、何とかなる」。