「わたし」って何だろう? 真面目に考えれば考えるほど難しい。一般的には、自分の肉体と意識と思考と感情などをわたしだと考える。
でも、そういった自分だと信じてきたものがわたしではなかったら? そう考えるのがインド哲学で、わたしは凄まじいカルチャーショックを受けたのだった。
本当のわたしは魂であって、自分の肉体でも意識でも思考でも感情でもない。それらが実在するかどうかはともかくとしても、魂だけはしっかりとある。それが本来的自己と呼ばれるアートマンであって、これが宇宙意識や大いなる自己と呼ばれるブラフマンと同一。そして、そのアートマンと呼ばれる魂は万物に宿っていて一つなのだと考える。だから、わたしはあなたであり、猫であり、草木であり、電信柱であり、空であり、大地であり、太陽だと言える。
となると、もはや健康でいようとか、長生きしようとか、そういうことはもちろんした方がいいとは思うけれど、まぁ、どうでも良くなってくる。だって、自分だと信じているこの肉体は自分ではないのだから。さらには自分だと思っているこの思考や感情や意識なども自分ではないと来る。いやはや、やられましたなって感じでしょう?
たしかにわたしとあなたの間には境界線がある。それは万物との間においてもそう。でも、本質においては万物は一つのものとしてつながっている。
わたしはあなた。わたしはすべてのもの。面白いでしょう?

変な人。
普通ではないと思う。
わたしが思っていることを言うとみんなひく。
そして、目の前にシャッターを下ろされて、
まさに閉店ガラガラ~。
わたしは気が付くと蚊帳の外。
なぜなら、今、大人気の
カヤノソトボーイズの2期生の瞑想担当だから。
最近、瞑想してないけど。でも、瞑想担当なんで。
そう、なんか浮いてるの。
この世界、日本という社会から。
わたしは何だかんだ生きづらい人生を送ってきた。
「もっと苦しくてつらい人はいっぱいいる。
お前のは大したことないだろ」、と言うやついるけれど、
苦しさ、大変さ、生きづらさはその人が感じていること。
その人の苦しさを分かっているのはその人だけ。
気が付いたら職歴ゼロ、社会経験ゼロの立派なメンヘラのおじさん。
わたしはしゃべんないほうがいいと思う。
しゃべるとその見た目にあまりにもギャップがありすぎるから。
わたしが自分のことを語れば語るほど、
女の人はがっかりします。失望さえします。
でも、いいじゃないの。
普通じゃないのがわたしなんだから。
わたしは風になりたい。
風になってただ吹いていたい。
【属性】
男。大学中退。吃音。統合失調症。精神障害者。希死念慮あり。現実感の喪失。無職。プロテスタントのクリスチャン。ヨギー。スターシード。英検3級。茶髪。HSPとASDの可能性あり。細身筋肉質。
