ワタクシ、老人ホームのアイドルになります?

いろいろエッセイ
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 わたしのこのブログ、相変わらず閑散としておりますけれど、ま、それもいいかなって思っている。でも、読者は本当にわずかながらも誰かに影響を与えているのだから悪くはない。もっと大規模に売れっ子の人気作家にでもなってみんなに夢と希望を届けるのもそれはそれでありだけれど、それだけが道ではない。わたしはこれから先もおそらく三流の文筆家としてこの狭い電脳空間で思いの丈を、もっと言うなら自らの思想を表明し続けるのだろう。
 で、将来どうしようかなって少し考えてみたら、老人ホームのアイドルになるのも面白いかなって。老人ホームで働いて、入所者のおばあさんたちから黄色い声援を浴びるの。いやぁ、考えるだけでわくわくする、って言いたいところだけれど、本能がそう思わせるのか、おばあさんたちではなくてお姉さんたちからキャーキャー言われたいなって思ってしまう。
 星さん IN 老人ホーム。となれば、おそらくセクハラの嵐になりそうな予感が。胸とか股間とか、さり気ない感じではなくて、思いっきり触られまくるのではないかと。で、わたしは「○○さんダメですよぉ。さわらないでくださいね」と一応言いながらも案外それを楽しんでいたりして。これはわたしはの場合ですけど、その人生を終えようとしているおばあさんが冥土のみやげにわたしの体を触ってくれるならまぁいいんじゃないの、てな感じなのです。でもなぁ、一度いいにすると、許可してしまうと、話も何もしないで無言で黙々とひたすら触りに来られそうだからなぁ。「あなた、たくましいわねぇ」って感じで。ヨガで鍛え上げたたくましい体のわたしだから、そういう需要はおそらくちゃんとある。そして、わたしが40代だったとしてもそのおばあさんたちから見たら若いお兄さんのようなものだから、その体に触ってみたいという欲望はあると思う。
 話がだんだん怪しくなって参りました。わたしがやろうとしている、というか方向性は老人ホームのアイドルというよりは、女性専用風俗の高齢者版に近いと言えば近いのではないか。そうなってくると話がさらに複雑でややこしくなってくる。夫に先立たれて実質独身になっている人ならいいけれど、もし夫がいて存命だったら仕事とはいえども不倫をしていることになる。となると、その夫から発覚した時に慰謝料などの賠償請求が来る、のかもしれない。ましてや、おばあさんともなれば家族や親戚の人たちは情夫のようなわたしの存在を良く思わないことは確実で、もしそのおばあさんがわたしに結婚を申し込んだり、財産をあげるという話にでもなればもめることは必死となっくる。ややこしいじゃありませんか。もめ事とか好きじゃないんですよ、わたしは。ただ、残り少ないおばあさんにわたしが何かできたらというささやかな思いでいただけなので。
 そう考えると、NHKの紅白の出場歌手でもある純烈の中高年のアイドルという立ち位置くらいにしておくのが安全だというのは言うまでもないという結論になりますよね。
 と、と、と、と? わたし、また迷いだしておりました。いかん、いかん、いかん。この前、ヨギーになりたいとか書いたばっかじゃないですか。それなのに、もうふらふら~っと迷い始めているわけで。でもね、言い訳をしっかりしておきますけれど、一つのことを最後まで貫き通すというのは本当に難しいのです。と、と、と、と言い訳終わり!! そう、そう。って、そんな軽い感じでいいのかよ、ですけど、まぁ、ぶれては戻し、ぶれては戻しでやっていくのです。やっていくしかないのですからやっていくことにいたしましょう(少しくどい!)。
 こんな調子で、とても中身のないくだらない文章を書いてしまいました。申し訳ないです。でも、楽しんでいただけたようでしたら、ま、それもアリかなと。やることなすこと中途半端で頭の中に雑草ばかりたくさん生やしておりますが、将来何だかんだ言いながらも老人ホームのアイドルになっていないとも限りません。そして、思春期、青年期に浴びることができなかった黄色い喝采を全身で受けて、その失われた季節をやり直しているという未来も可能性としては十分ありそうだなって。
 いや、将来、老人ホームでヨガを先生として教えていて別の意味でアイドルになってるとか?
 アイドル、アイドルってやっぱり欲しがられたいのでしょうね。いやはや、そこですか。たぶん、結局そこです。

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