よく人に何かを贈る時には「つまらないものですが」と控えめな言葉を添えてそれを手渡すことが多い。でも、それに対して「つまらないものなんて寄越さないでください。そんなもの、いりません」と言う人なんていないと思う。
人というものはなかなか正直というか、シビアな態度を取るもので、つまらないものや要らないものはもらっても嬉しくない。
と考えるまでもなく、わたしのブログがここまで低迷しているのは、やっぱりつまらないものだからなのだと思う。つまらないものはタダでも要らないよ、っていうこと。
うむ、だんだん自己肯定感が下がってきましたぞ、と思いきや別にそうでもない。つまらないならつまらないで結構。他を当たっておくれ、と言いたい。何も、つまらないのに我慢してまで読んでほしいとは思わない。面白いと思ってもらえた人に読んでもらえればそれでいいのです。そして、「今日も星はなかなかいいこと書いてるよ」と思ってもらえればそれでいい。みんなの飴ちゃんくらいの働きができればそれでいいので。
そんな調子でやっていたら、つまらないものどころか完全に忘れ去られて、アクセス数がゼロになって、壁に叫んでいるだけのようになるかもしれない。でも、それでも絶対にゼロにはならないんだな。だって、自分という読者がいるわけだからね。誰も読んでくれなくても自分はしっかりと読んでくれている。だったらそれでもいいのかも。熱烈なファンがいたじゃないですか。探すまでもなく求めるまでもなく、ここにしっかりとね。
1983年生まれのエッセイスト。
【属性一覧】男/統合失調症/精神障害者/自称デジタル精神障害/吃音/無職/職歴なし/独身/離婚歴なし/高卒/元優等生/元落ちこぼれ/灰色の高校,大学時代/大学中退/クリスチャン/ヨギー/元ヴィーガン/自称HSP/英検3級/自殺未遂歴あり/両親が離婚/自称AC/ヨガ男子/料理男子/元ポルノ依存症/
いろいろありました。でも、今、生きてます。まずはそのことを良しとして、さらなるステップアップを、と目指していろいろやっていたら、上も下もすごいもすごくないもないらしいってことが分かってきて、どうしたもんかねえ。困りましたねえ、てな感じです。もしかして悟りから一番遠いように見える我が家の猫のルルさんが実は悟っていたのでは、というのが真実なのかもです。
わたしは人知れず咲く名もない一輪の花です。その花とあなたは出会い、今、こうして眺めてくださっています。それだけで、それだけでいいです。たとえ今日が最初で最後になっても。