朝散歩

 今日、数日ぶりに朝食前に散歩をした。朝散歩はとてもすがすがしく気持ちがいい。それも食前というところがミソかな。
 医者の書いた本には、食事前に運動をすると心臓に負担がかかるのでやめた方がいい、(特に朝)とあったが、別の医者はお腹が空きすぎていなければ、白湯を一杯飲んでから朝散歩してください、と同じ国家資格を持つ医者であるのに、対立するようなことをお互いに主張しあっているのだ。
 で、アーユルヴェーダは何と言っているか。入浴して、それから朝散歩に行くとよい、と朝食前の散歩をすすめている。(白湯のことについては書いてないけれど、入浴後には白湯を飲んだ方がいいだろう。)
 まぁ、人間それぞれ違うでしょうから、朝食前に散歩をしてみて自分の様子を観察し、問題があればやめればいいし、なくて朝散歩が有益なようであればこれを習慣にしていけばいいんじゃないかって思う。
 でも、数千年の歴史があるアーユルヴェーダがそうするといいって言っているとしたら、おそらくたくさんの人(それもインド人)の経験から得られた知恵なのだろうから、たしかにそういうことなのだろう。もし仮に、朝食前に散歩をして多くの人が死んでいたり、健康被害を被ってきたのであれば、こういう形で後世まで受け継がれてこなかったんじゃないか。わたしはクリスチャンだから、手相とかやらないんだけれど、あの手相を見る時に生命線が長いと長生きするっていうのは、中国で多くの人の手相をみる経験が蓄積していった結果、たしかにそういう傾向があるっていうことが確認されてきたからだと思う。もちろん生命線が短くても長生きする人もいるかもしれないものの、そういう人は少数なのだろう。あるいはほとんど経験上いないのだろう。
 最近、百寿者研究と呼ばれる、100歳以上生きている人たちについての研究があるのだけれど、その結果を踏まえると、だいたいこういう生活を送れば長生きできるということが分かる。奥田昌子『「日本人の体質」研究でわかった長寿の習慣』を読んでもらえば、詳しく書いてあるから詳細はこの本に譲る。で、ざっくりどうすれば長生きできるのかっていうと実にシンプルだ。魚、大豆、海藻、緑黄色野菜、玄米を食べて、腹八分目を守り、運動をする。え? これだけ? あと付け加えるなら、前向きな心で生きるようにすることくらい。聞くと、聞いてしまうと実にあっけないくらいシンプルだったりする。でも、わたしたちの生活を振り返ってみれば、なかなかこの当たり前のことができていないんじゃないか。脂肪たっぷりのお肉ばかり食べて、大豆なんて摂らず、海藻、緑黄色野菜とも無縁。玄米なんてとてもじゃないけれど、一度も食べたことさえない。そして、気持ち悪くなるくらいまで食べ物を大量に猛スピードでかきこみ、車移動が基本でほとんど歩かなくて、メタボ体型。
 何でも前掲書によれば、日本人は東南アジアの人々と同じく、皮下脂肪よりも内蔵脂肪がつきやすいそうだ。そして、皮下脂肪がつくことよりも、内蔵脂肪がつくことの方が問題で、この内蔵脂肪がたくさんついてしまうと、これが内科的な悪さをするらしい。で、行き着く先は糖尿病、がん、血管系の病気(心筋梗塞、脳卒中、脳梗塞など)である。ちなみにアメリカ人は内蔵脂肪よりも皮下脂肪がつきやすいらしくて、同じ腹回りでも糖尿病などの生活習慣病にはなりにくいとのこと。アメリカ人の方が糖尿病になりやすそうなイメージがあるけれども、そうではないのだ。
 奥田さんがわかりやすくまとめていてくれてあったので、この本はとても参考になった。でも、まぁ、わたしがここにまとめたことの詳しい説明みたいなものだから、無理して読んでもらうこともないかな。(こういうこと書くと購買意欲がそがれるね。失敬、失敬。)
 わたしが今、興味関心を持っているアーユルヴェーダもそう言えば腹八分をすすめてるな。運動もすすめてるな。
 ひょんなことから出会ったアーユルヴェーダのおかけで調子が良くなってきた星。今朝7時頃散歩をしたんだけれど、みんな挨拶してくれるの。こちらがタイミングをとりかねてまごついていても、さわやかに「おはようございます」って挨拶してくれるの。それもほぼすれ違う全員が。もしかしたらだけれど、朝7時頃に散歩する人って健康意識が高くて、精神状態も安定している人が多いんじゃないかって思う。だから、気持ちよく挨拶してくれるんだろうな。そんな7時のウォーカーたちのよい空気にふれたら、わたしも何だか挨拶したくなってきて、いつもは挨拶しない近所のおばあさんに思い切って挨拶してみた。そうしたら、そのおばあさん、口元を少しほころばせながら何だか嬉しそうに挨拶を返してくれたんだ。いい空気って伝染していくんだね。
 朝散歩、続けていきたいな。きっとわたしの人生が上向きになっていくよ。

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