恋人はいないけれどまさにリア充な日々です

いろいろエッセイ
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 ただいまの時刻は午後3時半。夏の日差しがまぶしい時間帯だ。曇っているならまだしも晴れるとあの特有の夏の蒸し暑さに包まれる。
 わたしはこんな暑い中、何をしているのか。何と、散歩なのである。散歩。よい子の皆さんにはあまりお勧めできないのだが、時間の都合上、この時間に歩くしかないのである。だから、帽子をかぶって、500mlの水筒に水を入れて、万全の態勢で出掛ける。
 暑い。暑い。それにしても暑い。
 本当は1時間くらい歩きたいのだけれど、40分くらいが限界だ。そういうわけで40分でわたしの散歩は終了する。
 ただいまの時刻は午後4時10分。星は一体何をしているのか。買い物である。食料品の買い出しなのである。事前にメモした紙を見ながら慣れた近所のスーパーで買い物を済ませる。所要時間は30分。
 ただいまの時刻は……ってくどいだろうか。午後4時40分。散歩と買い物が終わって我が家に到着。一時間以上出掛けているからだろう。ガラケーの歩数計を見ると6千何歩と表示されている。よく歩いた。よく運動した。
 今度は休む間もなく料理である。夕飯を作るのだ。買ってきた材料をもとにお目当てのスパイスカレーを作る。そうして、作り始めて50分くらいで完成。作っている時、本当スパイスのいい匂いがする。台所が芳香に包まれる。
 ただいま午後5時半。二階の部屋で休んでいる母を起こしに行く。「食事だよ」と声をかける。
 午後5時40分。食事開始。心をこめて本を見ながら作ったスパイスカレーは絶品この上なく、どこまでも美味い。「おいしいね」と母と会話しながらカレーを平らげていく。15分くらい経過しただろうか。あっけないほどすぐに至福の食事タイムは終わり、片づけへと移行する。優しい母は食器洗いをやってくれる。
 そんなこんなで午後6時。何をする? ネット? 読書? いやいや、汗で体がベトベトになっているから、シャワーを浴びるのだ。シャワーを浴びて、髪を洗い、体も洗う。終了。とても気持ちが良くて、さっぱり、すっきりする。浴室から出て髪をドライヤーで乾かす。これには結構時間がかかる。すべて終わるころには40分経っていた。
 午後6時40分。一服。タバコを吸うわけではない。とにかく一服。一服したい。シャワーを浴び終わって、何か飲みたくなっている。冷蔵庫でキンキンに冷やした牛乳を愛用のマグカップに入れてごくごく飲む。うまい。牛乳ってこんなに美味かったのか。牛乳ひとつにここまで感動している自分に驚く。うまい。
 のんびり一服していると時間は過ぎていき、気が付くと午後7時になっている。これから何をしようか。読書である。読書。
 1時間読書したらもう午後8時だ。15分休憩してもう1セット。
 1時間2コマの読書を終えたわたしはもう既に眠くて仕方がない。時刻は午後9時15分。ここからはグダグダタイムである。10時半頃までとにかくダラダラ、グダグダしてまったりしている。眠い。もう寝ようか。
 ただいまの時刻は午後10時半。就寝である。短いお祈りをして一日を終えるのである。今日もよく頑張った。寝よう。明日もきっといいことあるある。
 以上がわたしのリア充ぶりを書き綴ったものである。恋人はいないけれど、リア充。恋人がいないとリア充じゃないと言われそうだけれど、わたしはリアルが充実しているのだから、まさにリア充であると思う。
 生活を整える。この当たり前のことを大切にするかどうかで、ここまで変わってくるとはわたし自身正直なところ、かなり驚いている。とにかく調子がいい。メンタルも上向きになってきたし、頭も冴えてきたし、何よりも人生が充実していて楽しい。とりあえず調子がいいのだからこの生活をぼちぼちできる範囲で続けていけたらと思う。
 この文章を書いているただいまの時刻は午後8時50分。だいぶ眠くなってきた。今日も神様ありがとう。良い一日でした。ってな具合でリア充なわたしは眠りにつくのだった。

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